インテリアや家具だけみても、プラスチックや鉄など他の素材がある中で、世界中で木材の使用率は未だ高い割合を占めています。古くから人の生活の中で使われてきた木は、人にとって親しみがあり、温かみのある素材です。しかし近年、流通量の増加と共に世界的に木材が減っています。特に、木目、色味が美しい天然木は数が数年前に比べ激減しています。家具で使われる木材もこの事実を無視できません。そこでSDIは限りある地球の資源を有効に活用する製法として注目を浴びている成型合板を使うことにより、材料の無駄をなくすよう心がけています。
成型合板では丸太をカツラ剥きにして作られる単板(厚さ1mm-1.5mm)を接着剤で何層にも重ね、型に入れてプレス加工した加工木材です。大きな弧を描いているような形を無垢材で実現しようとすると、多くの端材が出てしまいますが、型で成型する成型合板であれば端材も少なく、造形も無垢材に比べ容易に出来ます。また、表面に使用している突板は、希少性の高い美しい木目や色味を持つ天然木を薄くスライスしたもので、貴重な天然銘木を有効活用することから環境性の高い素材でもあり、天然銘木特有の綺麗で深みのある仕上がりが実現できます。
このような加工技術に加え、SDIのコンセプトでもある“子供の頃から愛着を持って永く使ってもらう”ことも環境保全に繋がると信じています。SDIでは何年も使えて思い出に残るしっかりした製品を産み出し、ユーザーにも環境にも優しい家具作りを努めています。

<丸太のカツラ剥き><単板の積層><型によるプレス加工><出来上がった成型合板>